運転能力測定とは
運転を行うには、さまざまな状況を判断するための「判断力」が必要です。
判断力と合わせて、自動車を操作するための「操作力」も重要ですが、当社では、この「操作力」を測定する機器があるんです。
ヨーロッパの運転事情
ヨーロッパでは、怪我や病気で身体が不自由になった方が車の運転再開を希望する場合、必要なものがあります。
- ドライバーの身体状況に基づく医師の診断書
例:下肢麻痺のため、上肢のみによる運転が可能 - 運転能力測定の結果
医師の診断書に基づいた補助装置で、本当に車の操作が行えるのか。 - 運転免許の取得。
あらかじめ必要なアダプテーションがなされたクルマでの運転訓練、テストの実施 - 実際の車への改造許可
医師の診断書は日本と同じですね。では2.運転操作力の測定とはどんなものなのか。
まさにそれが、今、沖縄にあるドライバー・テストステーション(DTS)と呼ばれる運転能力測定器なのです。
沖縄初!
沖縄では当社でのみ、所有している測定器です。日本でもまだ4台しかないんです。
よく自動車教習所などで見るシミュレーターとは異なり、画面には横断歩道や車道といった映像は映りません。
ひたすら、数値やグラフが表示され、判断力よりも操作力に特化した測定となります。
最近は、病院からの紹介や、退院前に一度確認を希望されていらっしゃる方も多くいます。
こんなことがわかります
- 筋力測定
ハンドルを回す力、アクセル・ブレーキを踏み込む力、手で操作する場合の力 - 反応力測定
- 安定性測定
- 忍耐性測定
こういう方にオススメ
- 右片麻痺がある。けれど、右側もある程度は動かすことができるので、ペダル操作もできそう。でも本当にできるのかわからない。
- 四肢に麻痺がある。どの手、どの足でどの操作をした方がいいのか、わからない。
- 免許をこれから取りたい。身体が不自由で、本当に車の操作ができるのかがわからない。
- どんな補助装置が必要なのか、イメージができない。
- 以前と身体状況が変わってきた。運転方法を再検討したい。
判断力についての測定を希望される場合も、お気軽にご相談ください。
必要でしたら、他の機関をご案内いたします。
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