タイマーテスト概要
-アクセル・ブレーキを操作する力
タイマーテストでは、ゆっくりとした丁寧な操作ができるか測定します。
アクセル操作
右半身に麻痺などがある場合、左足でアクセルを操作できるよう、左アクセルペダルがあります。
下肢が不自由な方は、手でアクセル・ブレーキを操作するための装置【手動装置(ハンドコントロール)】を使用します。
最初はオペレーターが画面のグラフを指さしながら、どの程度ゆっくりとした操作をしてほしいのか、先導します。
操作はこちらが指示するラインまで操作してもらいます。
2回目以降は自身の力加減で、同じようにゆっくりとした操作をしてもらいます。
このテストでは、精神的・肉体的、2つの我慢(忍耐力)も見ることができます。
精神的な我慢ができていない場合は、指示した操作ラインが目前になると、急に踏込み(手の場合は押す力)が強くなってしまいます。このような状態が見受けられる場合は実際に運転すると、黄色信号でも、そのまま突っ込んでいってしまったり、見切り発進など、せっかちな運転をしてしまう可能性があります。
肉体的な我慢ができていない場合は、最初の踏込み(手の場合は押す力)が強くなってしまいます。この場合は実際の運転になると、急発進、急ブレーキになる可能性があります。
クセを知ることで、運転するときに注意する意識を強くもつことができます。
テスト画面の様子はページ下の動画をご覧ください。
左アクセルペダルはこちらからご覧いただけます>>
踏みかえの動作
オペレーターが指示する操作ラインまでアクセルを踏み込んだら、ブレーキに踏みかえ(切り替え)てもらいます。
早いか、遅いかといった操作時間は、このテストのときにはそれほど重視しません。
テストのメインはあくまでも上記にあるアクセルのゆっくりとした丁寧な操作になります。
踏みかえを意識しすぎて、アクセル操作が雑にならないことがポイントです。