おきぎん調査 2014年9月 No.480

くがにくとぅば[黄金言葉] Vol.126

沖縄銀行が発行している会報誌「おきぎん調査」の『くがにくとぅば[黄金言葉]』で取り上げていただきました。

※「くがにくとぅば(黄金言葉)」とは、昔から伝えられてきた教訓や教えのことを言います。現在では、ためになる言葉や、大切にしていきたい言葉などにも使われたりします。

 

おきぎん調査月報2014年9月 おきぎん調査月報1 おきぎん調査月報2おきぎん調査月報3

 

 

記事の概要

くがにくうば(黄金言葉)

「 自由が広がる!世界が広がる!! 」

 

おきぎんの会報誌では、3ページもの紹介をいただいた記事でした。

内容をいくつか抜粋します。

 

愛車を障がいに合わせて福祉車両に改造

福祉事業に取り組むようになったきっかけは、介護施設や病院の福祉車両をメンテナンスしていた時に、「福祉車両が足りず、増やしたいが高価で買えない」という声だった。何とか安く提供できないかと模索した。

福祉車両の新車は300万円~500万円と高額で、納期にも時間が掛かり、中古車はほとんど出回りません。

そこで既存の車両を身体の障がいに合わせて福祉車両に改造して提供することを思いつきました。

 

産学連携でクリア

沖縄県の産学連携事業でタイヤランド沖縄、新垣鈑金、沖縄県工業技術センターが共同研究してきた車両が今年(2014年)3月に完成しました。

研究内容は自家用車(ノーマル車)に車椅子を搭載出来るように改造する研究でした。

何かしらの理由で今使っている自家用車に車椅子を搭載できるように改造してほしいとの相談が多々ありました。

そのような改造を行うには、車体床部を大きくカットして床を下げる加工が必要になってきますが、車検が通らなくなってしまう課題がありました。

今回の研究では、床の加工も施したうえで車体の歪みや強度など法的な部分など多数の問題を解決し、車検・改造申請をクリアすることができました。

今後は介助が要らない車両の開発に取り組んでいきたいと考えています。

 

DTS(ドライバー・テスト・ステーション)の普及

DTSは社会福祉大国のスウェーデン製で、町中を走っていくようなシミュレーターとは違い、運転に必要な能力を数値化する”測定器”です。

テスト結果が一般ドライバーの水準より低かったとしても、何が問題なのかを細かく知ることで、ドライバーが克服すべき課題なのか、車の改造で補えるのかなど、検討することができます。

現在、日本でDTSを導入している病院は一か所しかありません。一人ひとりに最適な運転環境を実現するために、タイヤランド沖縄では全国に先駆けて沖縄での普及に取り組んでいます。

※DTS・・・運転能力測定器。
 詳細はこちらから>> https://www.tlokinawa.com/work/dts.html

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。